2022年末、Mendixはノーコードプラットフォーム Studio とローコードプラットフォーム Studio Pro に関するニュースを公表しました。
そして今月、Mendix Japanより日本語訳版の記事化公開されました。
2023年の6月に新たにMendix 10 がリリースされます。それに伴い Studio と Studio Pro が統合されることになりました。
さらに Mendix 9.20 が Studio の最後のリリースになります。2023年1月現時点での最新バージョンであるMendix 9.21(※Mendixの記事には「近日リリース」とありますが、現在はリリース済み)には Studio Pro のみが提供されます。また、Mendix 9.21 以降に関してはStudio Proのみの提供となります。Studio をご利用場合はアップデートする際にご注意ください。
「2023 年にリリース予定の Mendix 10」に関する詳細はこちらの記事をご覧ください。
「Mendix StudioとMendix Studio Proの統合」に関する詳細はこちらの本記事をご覧ください。
また、Mendix 10 がリリースされることで過去のサポートバージョンも繰り上がります。それによって Mendix7のサポートが終了します。現時点でMendix7をご利用のお客様は今後も使用していくためには Mendix8以上にアップデートする必要があります。弊社の2023年1月の時点ではMendix9の *LTS/MTS である ”9.18.3” を推奨バージョンといたします。
Studio Proはこちらからダウンロード・インストールしていただけます。(併せて上記画像をご参照ください。)
Studio Pro はバージョンがリリースされると3バージョン過去のサポートが終了します。今後、Mendix 8 は2年間、Mendix9は4年間のサポートが続くと予測されます。上位バージョンにアップデートする際にはテストが必要となりますので、余裕をもって計画を立ててテストし実際にアップデートをするようにご注意ください。
【LTS/MTSとは(参照)】
・LTS(Long-Term Support Version):
LTSバージョンは、新しいメジャーバージョンが一般に公開される前の最新のマイナーバージョンです。マイナーバージョンがLTSになると、新しい機能が追加されることはありません。LTSバージョンのStudio Proは、最高のセキュリティと安定性を享受できるため、MendixはすべてのプロダクションアプリにLTSバージョンを使用することを推奨しています。また、LTSバージョンは、他のバージョンと比較してサポート期間が最も長くなっています。
・MTS(Medium-Term Support Version):
一般提供のための新しいメジャーバージョンリリース後、約半年ごとにリリースされるマイナーバージョンです。古いMTSバージョン(例えば、9.6)は、次のLTSバージョンがリリースされるまでサポートされます。
もし、あなたが革新的な開発をしていて、毎月最新で最高のMendixを手に入れる必要があるなら、MTSにアップグレードして、次のMTSバージョンがリリースされるまで、そのバージョンとパッチリリースを使い続けることをお勧めします。
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