ソフトウェア開発ライフサイクル(Software Development Life Cycle(SDLC))を成功させるには、アジャイル手法を使用して要件を捉え、管理することが重要です。これにより、部門を超えたチームが協調的かつ反復的に作業することで開発プロセスをより加速できます。
統合された要件管理
開発チームは、ユーザーのニーズや期待に応えながら、常に変化する目標や要件を達成するアプリケーションを提供する必要があります。そのためには、ビジネス関係者やユーザーと協力して、要件を理解しなくてはなりません。フィードバックを収集し、詳細なすり合わせを行っていく必要があります。
要件、リリース、フィードバック、コミュニケーションが常に調整され、継続的な相互作用を促進できる統合環境があれば、スムーズに開発を進めることができます。
Mendixの要件管理サポート
Mendixは、スクラム開発体制を強力にバックアップします。ストーリー定義、バックログ管理、スプリントとリリースの計画、およびベロシティ管理のための要件管理をサポートしています。これらはすべて統合されており、シンプルで直感的なUIを提供しています。
ステークホルダーは、ユーザーストーリーのバックログを開発用のスプリント計画にまとめることができます。 MendixプラットフォームAPIは、サードパーティツールから要件を引き出して既存の要件計画ソフトウェアと統合するための統合フックも提供しています。
Mendixのフィードバック管理サポート
フィードバックはMendixプラットフォームの中核となる重要な要素です。MendixではチームメンバーがSDLC全体で継続的に対話できるようにしています。
統合プラットフォームの「Buzz」やソフトウェア資産、更新にリンクした組み込みインタラクティブチャットツール、テスターやユーザーがアプリ自体から直接フィードバックを報告できる機能に至るまで、さまざまな機能でフィードバック管理を促進します。
Mendix開発者ポータルでは、ユーザーストーリーのバックログでアプリの要件を管理することができます。チームは、ユーザーストーリーとフィードバック項目に随時コメントすることで、さらに詳細な指定が可能です。
開発者ポータルの「Buzz」は、すべてのユーザーストーリーとフィードバックアイテムのコンテキストで利用できます。また、デスクトップとMendixモバイルアプリの両方で、プロジェクトレベルで一元的に表示されます。
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