Mendixのマルチチャネルアプリケーション
Mendixでは、共通の開発ツールと単一のコードベースを使用して、Webアプリケーションとモバイルアプリケーションを同じアプリモデルにまとめることができます。
生産性の向上、メンテナンスコストの削減、Webとモバイルのアプリをそれぞれ構築する専門スキルを持った人員を調整する手間も省けます。
一石三鳥です。
また、Mendixではエンドユーザーのデバイスに自動的に適応するユーザーインターフェースを構築することができます。
デフォルトでは、レイアウト、ページ、ビルディングブロック、ウィジェットのフルセットを提供しています。
使いやすく柔軟なグリッドシステムがあり、画面サイズに合わせて入れ子状に設定することもできます。
MendixのフロントエンドはBootstrapをベースにしていますが、これも完全にレスポンシブに対応しているので、ユーザーインターフェースを簡単に構築できます。
Mendixでは、ユーザーエクスペリエンスを高めるため、デバイスの種類(デスクトップ、タブレット、モバイル)ごとにユーザーインターフェースを指定することができます。
また、モバイルサイトとインストール可能なモバイルアプリを区別することも可能です。
スマホとタブレットの両方に対応しているため、1つの機種からモバイルサイトとネイティブのモバイルアプリを構築することができます。
このマルチチャネルアプローチにより、開発者は異なるチャンネルを使用してユーザーエクスペリエンス(UX)を最適化することができます。
アプリのフロントエンドを構築するには?
Mendixを使用すると、アプリケーションのフロントエンド用のページを、空白のレイアウトや事前に用意されたレイアウト、テンプレートから作成することができます。
Mendixプラットフォーム上で提供されるAtlas UIフレームワークには、簡単に実装できる多様なレイアウト、テンプレート、ビルディングブロックが付属しています。
標準のMendixリソースを活用して豊富なUXを作成したり、他のアプリケーションで再利用できる独自のビルディングブロック、レイアウト、テンプレートを作成することができます。
Mendixは、様々なUI要素(ウィジェット)を提供しています。
ウィジェットは、ページ上に直接配置することも、ビルディングブロックと組み合わせて配置することもできます。
入力欄、ボタン、テキストボックスのほか、Google マップ用のウィジェット、リッチテキスト、スライダー機能などの豊富なウィジェットを提供しています。
また、Mendixコミュニティでは、アプリ開発に使用する600以上のカスタムウィジェットを開発、リリース、メンテナンスしています。
独自のカスタムウィジェットでMendixを拡張することも可能です。
Mendixアプリは、完全にスタイリングすることも、拡張することもできます。
MendixアプリUXの可能性は広がるばかりです。
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